この記事では、次に読む漫画をお探しの方のために、ガチで面白いと感じたおすすめのSF漫画を厳選して紹介していきます。
宇宙を舞台にした壮大な物語や、ロボット、近未来など、非現実の世界に夢中になって読み進めた作品だけを選びました。
SF漫画をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
まずはここから!おすすめSF漫画TOP3
1.Dr.STONE
- 作者:稲垣理一郎
- 2017年発表
- 完結:全27巻
- 小学館漫画賞少年向け部門賞など
- アニメ化
「Dr.STONE」は、とにかく男ごころをくすぐってくる少年漫画。
地球上の全人類が、謎の発光によって石化してから3700年。
文明が失われ、地球が原始の姿へと戻ってしまった世界で、偶然復活を遂げた科学の申し子・石上千空。
彼が、助けた仲間たちと時に対立し、時に協力しながら、ゼロから文明を取り戻していく姿を描いた作品です。
本作を一言で言うと、「少年の好き」が詰まった欲張りセット。
原始化した地球でサバイバル、草木や鉱石を使った科学実験、絶対的な信頼で結ばれた仲間との絆、強敵とのバトル、そして過去からの時代を超えた贈り物。
男の子の胸を熱くする要素がこれでもかとつめこまれています。
おかげで、まるで少年時代に戻ったかようにワクワクしながら、夢中になって読みふけってしまいましたよ。
残念ながらリアルタイムではなく、連載終了後に読み始めたのですが、気がつけば一気読み。
「読んでいてワクワクする」という点に限れば、数ある漫画の中でも随一の作品だと思っています。
それぐらい大好きです。
2.スノウボールアース
- 作者:山田胡瓜
- 2021年発表
- アニメ化
「スノウボールアース」は、ロボットと怪獣、その両方への愛がページの端々から伝わってくる、正統派のSFロボット漫画。
宇宙からやってきた銀河怪獣によって地球が侵略の危機に晒される中、コミュ障気味な主人公・流鏑馬鉄男は、自立型ロボット・ユキオとともに銀河懐柔に立ち向かう。
長年の戦闘の末、ついに宇宙での最終決戦に挑むも、謎の不具合によって作戦は失敗した上、かろうじて戻った地球は極寒の地になっていた。
そこで優しい地球人たちと出会い、安全な生活を手にいれたかと思いきや、別の地球人や銀河怪獣と再び戦っていくことになってしまう。
そんなところから始まる作品です。
設定自体はかなり新しいのに、そこで繰り広げられる展開は驚くほど王道で、難しい理屈をこねなくてもここまで面白い話が作れるんだと感動させられた作品です。
シンプルに面白くて、子供のころSF漫画にワクワクしていた感覚、あれを感じながら楽しめました。
好きなシーンはたくさんあるんですが、その中でも、コミュ障ながらも少しずつ心をひらき人と向き合っていこうとするシーンと、「救世主」とまで呼ばれた圧倒的センスで敵と戦っていくシーンは必読です。
普段のちょっと情けない姿からのギャップもあって、読んでいて胸が熱くなりますから。
ロボット漫画、怪獣漫画は、正直どちらも難しいジャンルで、それらを混ぜると中途半端な作品になることが多いんです。
でも、本作はそれらを高いレベルで両立させせたまま、ここまでクオリティの高い漫画に仕上げてくるんですから本当に素晴らしいですね。
なお、個人的にはアニメも大好きでして、その大きな要因になったOP・EDは一見SFっぽくない曲なのに作品の空気とぴったりの名曲で、しばらく音楽リストに入れてヘビロテしていました。
3.ありす、宇宙までも
- 作者:売野磯子
- 2024年発表
- このマンガがすごい2025オトコ16位
「ありす、宇宙までも」は、一人の少女が日本人女性初の宇宙日飛行士・船長になるまでを描いた成長物語。
主人公のありすは、親の都合で海外を転々とした影響で、どこの言葉も完璧には使いこなせず、深く考えるのが苦手な主人公ありす。
生まれに恵まれず「親ガチャなんてクソくらえ」と必死にもがいている天才の類。
そんなハードな状況にいる2人が、お互いを支えに成長していくしていく姿がキラキラまぶしい作品です。
彼らが自分自身を見つめなおし、どんどん心を磨き上げ、夢を掴もうとする姿は本当に美しく、読んでいるこちらの心に響くものがありますから。
また、いつもとはまた違った目線で宇宙飛行士モノを楽しめる点も、本作を語る上で外すことができません。
宇宙飛行士モノは数あれど、大抵は精神が完成した大人が主人公。
でも本作は、「宇宙飛行士になる試験」を前に大きく心が揺れ動いてしまう、まだまだ不安定な子供たちが主人公なので、宇宙飛行士に対してある意味リアルな様子を描かれているんですよ。
少年少女の成長物語が好きな人、未熟な主人公たちがもがく姿に熱くなれる人におすすめです。
SF漫画のおすすめを紹介
外天楼
- 作者:石黒正数
- 2011年発表
- 完結・全1巻
「外天楼」は、コメディの皮をかぶったSF×ミステリー漫画。
1巻全体を使って読者を巧みにひっかけてくる、計算された構成力がとにかく見事な作品です。
序盤は「あ、1話完結のギャグ漫画なんだな」と思わせるような展開が続きますが、中盤以降は空気が一変。
ラストに向かうにつて作品の色ががらりと変わり、グイグイ引き込まれていきます。
バラバラに思えたエピソードの数々が、まるでパズルのピースのようにカチッと噛み合い、最後には1枚の絵が完成。
「え?序盤のあれから、こんな結末になるの!?」と、初めて読んだときは驚かされました。
そして読み終わった後は、思わずそのまま2周目に突入。
最初見過ごしていた伏線や細かい仕掛けを確認したくなり、夢中でページをめくっていましたよ。
そのままにしておくにはもったいないほどの出来なので。
1巻完結とは思えない完成度で、何度でも読み返したくなる傑作だと思いますね。
パンツァーガイスト 機甲幽霊
- 作者:伊賀智輝
- 2019年発表
- 完結・全5巻
「パンツァーガイスト 機甲幽霊」は、自分の身体を機械化することがステータスになった、治安の悪化した近未来を舞台にしたSF漫画。
かつて治安部隊に所属していたものの、人間らしい心を捨てきれず体制を離れた主人公・アイゼンと、彼の前に現れた謎の機械人形の少女・アプフェルが、体制やテロリストの思惑に巻き込まれていく物語です。
世界観の作り込みも、キャラクターや機械のデザインも、かなりこっていて好みでしたね。
また、狂人もいるので全部が全部ではないんだけど、体制側、特にリーダーががしっかり理念がある動きをしていているのが印象的な作品でした。
主人公が離脱するに至った経緯もあって、てっきりこの手の近未来ものにありがちな、腐敗しきった人物が出てくるだけかと思っていたので、こういった人物をだしてきたことに感心させられましたもんです。
ただ、物語の主要要素がそろってきて、これからというときに止まってしまったのは非常に残念。
とはいっても、SF漫画って、短編が多いこともあって、これからというときに終わることもままあるので、ある程度慣れていてそこまで大きなダメージは受けずに済みましたが。
でも、いつかどこかで再開してくれるとうれしいなと思っています。
地上へ…
- 作者:松江名俊
- 2025年公開
「地上へ…」は、地下で戦うためだけに育てられた超人が、地上で普通の生活を目指すも常識ゼロで失敗を繰り返すSFコメディバトル漫画。
終焉を迎えた世界を生き残させるため、地下で過酷な戦いを続けてきた主人公。
ある日、かつて交わした友人との約束を守るため地上へと脱走します。
しかし、買い物の仕方や挨拶の意味すら知らない彼は、ことごとく常識の壁にぶつかり、周囲を巻き込んだ騒動を引き起こしていくことに。
本作の魅力は、そんな主人公の天然すぎる行動と、それを受け止める個性派キャラクターたちとの掛け合いの面白さ。
不思議な間やテンポがクセになるんですよね。
また、物語が進むにつれ新たな超人や敵が現れバトル要素も加速していくのですが、そんな緊張感ある戦闘シーンと日常のボケが絶妙なバランスで共存なのも本作の魅力ですね。
ちなみに、個人的に本作で印象的だったのは、本屋でジャケットを見た際、「終末世界で生き残るサバイバルものだな」と確信して手に取ったのに、読み始めたら全く違った内容だったこと。
結果的に楽しめたのでいいのですが、あまりの予想外すぎて、変なツボにはいっちゃいました。
未来日記
- 作者:えすのサカエ
- 2006年発表
- 完結・本編全12巻
- 講談社漫画賞少年部門ノミネート2008など
- アニメ化・テレビドラマ化
未来日記は、SF × サバイバルゲームな世界で成長していく、巻き込まれヒーローとヤンデレヒロインの物語。
能力が付与された携帯をあたえられた主人公たちが、神になる権利をかけて戦うバトルロワイヤル漫画にして、ヒロインがどこに出しても恥ずかしくないレベルのヤンデレというのが、特徴な漫画です。
設定が一級品で、ストーリーに勢いもあるし、バトルロワイヤル系の漫画の中では間違いなくトップクラスの出来になっています。
でも、一番の見どころは主人公とヒロインの成長。
主人公以外の他のものには全く興味がなく、敵にガチで容赦がないヒロインが、終盤に行くにつれ人間らしい側面が見せるようになってくるし。
また、ヒロインに守られてばかりだった主人公が、ヒロインのためにがんばっていく姿を見せるようになってきますから。
しかし、「ヤンデレ怖い」から、まさか「ヒロインかわいい」になろうとは、読み始めたころには思いもよりませんでしたよ。
レベルE
- 作者:冨樫義博
- 1995年発表
- 完結・全2巻
- アニメ化
レベルEは、「幽遊白書」「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博が描く、コメディとシリアスが行き交うSF作品。
最強の内容の濃さ。「幽遊白書」も今思うとあの巻数からは考えられないぐらい濃いんですが、それを超えてさらに濃い。
SF系のB級映画を煮詰めて、ギャグテイストにしたような話ばかりで、ショートショート好きには、たまりません。
話の設定もいいですしね。
ただ、これが最高の漫画といわれたら疑問符がつきますし、これが好き=センスがいいというのも違うと思うんです。
やっぱり、好き嫌いがはっきりと分かれて、好きな人がズブズブと泥のようにハマっていく、そんな漫画じゃないかと。
でも、面白いのは間違いないので、絵が苦手な方も一度は試してみるといいんじゃないでしょうか。
【まとめ】ガチで面白いおすすめのSF漫画は?
というわけで、ガチで面白いと感じたおすすめのSF漫画を厳選して紹介してきました。
もう一度おすすめ8作品をまとめると、このようになります。
- Dr.STONE
- スノウボールアース
- ありす、宇宙までも
- 外天楼
- パンツァーガイスト 機甲幽霊
- 地上へ…
- 未来日記
- レベルE
面白い漫画をお探しの方はぜひ参考にして下さいね。
ほかにも、完結・連載中を問わず「ガチで面白い漫画」をまとめた記事があるので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。
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【補足】SF漫画の魅力とは?
SF漫画の魅力は、圧倒的な世界観にあります。
近未来のテクノロジーや宇宙開発、人工知能など、現実を少しだけ拡張した世界が描かれ、読者の想像力を大きく刺激します。
非現実であるからこそ、どこまでも自由に設定を広げていってもいいジャンルならではですね。
ただ、単なる設定の面白さだけでなく、「人間とは何か」「未来社会はどうなるのか」といった深いテーマに踏み込む作品も多く、読み終えたあとに考えさせられるのも特徴です。
中には難解に感じる作品もありますが、ストーリー重視で初心者でも楽しめる名作も数多く存在します。
特に、ロボットジャンルに関しては、設定はあまり気にせず、勢いで読んでも面白い作品は多いですから。
自由な発想を楽しみたい人には、特におすすめのジャンルです。








