漫画をまとめて読みたいとき、セールやポイント還元の多い電子書籍ストアを利用すると、思った以上にお得なことが多いです。
とはいえ、「じゃあ、どの電子書籍ストアがいいのか?」は意外とわかりにくいんですよね。
サービスや仕組みが各ストアごとに違うので、比較がむずかしく迷ってしまいますから。
そこでこの記事では、主要な電子書籍ストアを比較しながら、まとめ買いに最も向いているサービスはどこか解説していきます。
普段から漫画をよく読む方におすすめできるストアを紹介するので、ぜひストア選びの参考にして下さい。
目次
結論|漫画のまとめ買いなら「コミックシーモア」
結論からお伝えすると、漫画をまとめ買いするなら、イチオシは間違いなく「コミックシーモア」。
正直、初回の値引きだけで観るとAmebaマンガが強いです。
でも、まとめ買いをする人ほど、その後も継続して購入するケースが多く、1回きりで買い物を辞めるということは考えにくいんですよね。
面白い漫画を読み終わったら、きっと次の名作がよみたくなるもの。
2回目、3回目…と続いていく中で、 積み重なる還元の差が効いてくるのが電子書籍ストア選びの本質です。
そして実は、この「2回目以降」の料金差がかなり大きく、トータルコストではコミックシーモアが最も安くなりやすい、という結果になるんです。
長期的に最も安く買える理由
コミックシーモアが強い理由は、
「ポイント還元」+「クーポン」+「月額メニュー」
この3つを掛け合わせたときの破壊力にあります。
長く利用すればするほど恩恵が大きくなる仕組みで、まとめ買いを習慣にしている方とは特に相性が良いストアです。
(1)ポイント倍率が高い
作品を購入するたびにポイントがつくため、実質の支払額がどんどん軽くなります。
特に高価格帯の漫画セットを買ったときは還元ポイントが大きく、次回購入にもつながります。
(2)クーポンの種類が豊富
ジャンル別、新刊向け、人気シリーズ向け、全巻セット向け…など、クーポンの種類が多いのが魅力。
毎月のようにお得なクーポンが配布されるため、「買いたいときにクーポンがない」という状況が起きにくいです。
(3)月額メニューでさらにお得
定額でポイントを購入すると、大量のボーナスポイントが付与される仕組みです。
もともと大きなポイント還元がさらに大きくなるので、日常的に漫画を読むならぜひ利用したいサービスです。
しかも、 ポイントをもらった後は、翌月に解約してもペナルティはないのでご安心を!
「必要なときだけ登録して、ポイントをもらってすぐ解約」、こういった解約忘れを防げる賢い使い方もできますよ。
この3つが揃うことで、「まとめ買い → 継続購入」という流れに最も向いている電子書籍ストアとなっています。
3サービス比較(シーモア/まんが王国/Ameba)
まとめ買いするための電子書籍ストアとして、3つのストアがおすすめなのですが、それぞれの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
| コミックシーモア | まんが王国 | Amebaマンガ | |
| 初回 | 〇 | △ | |
| 長期 | 〇 | △ | |
| 総合評価 | |||
| おすすめ | 迷ったらコレ | コツコツ派 | 初回派 |
Amebaマンガは初回一発の強さ、まんが王国は長期寄りだが毎日コツコツ作業ができる方向きという特徴をもっています。
これらに対して、コミックシーモアは、初回もお得でありながら、長期的な還元率も高い「万能型」と言えます。
漫画をまとめ買いする人は、ほぼ確実に継続して漫画を買うことを考えれば、迷わずコミックシーモアをおすすめします。
▼コミックシーモアの特徴を詳しく解説しているので、迷った方はぜひこちらもチェックしてみてください。
《評判評価》コミックシーモアは安全?お得?読み放題・Kindle比較・メリットデメリットなどから漫画オタク目線でサービスを徹底解説
電子書籍ストア6社徹底比較:特徴とまとめ買いの向き・不向き
【イチオシ】コミックシーモア
→長期的に最安・万能型
NTTグループが運営する老舗で、安心感と作品数はトップクラス。
最大の特徴は、ポイント還元率の高さと、月額メニューのボーナスが大きい点です。
さらに、購入だけでなく「読み放題プラン(シーモア読み放題)」も充実しているのが大きな強み。
「手元に置きたい作品=購入」「試しに読みたい作品=読み放題」
このように使い分けができるのも魅力です。
▼ストアの詳細はこちら
>>コミックシーモアってどう?評判・メリット・デメリットを徹底解説
【次点】まんが王国
→毎日漫画を探すコツコツ方の人向き
まんが王国は、「ポイント購入時」と「ポイント使用時」のダブルで還元が発生するのが特徴。
うまく使えば高還元が狙えるストアです。
ただ、最大限の還元を得るには利用タイミングの調整や短期で大量に消費するなど、軽いコツが必要。
週末まとめ買い派や、気になる作品を毎日チェックするタイプの人と相性が良いです。
▼ストアの詳細はこちら
>>まんが王国ってどう?評判・メリット・デメリットを徹底解説
【次点】Amebaマンガ
→一発勝負!初回まとめ買いの強さ
サイバーエージェントグループが運営するサービスです。
ここの最大の武器は、なんといっても「初回100冊まで40%OFF」という破格のクーポン。
「とにかく今欲しい完結済みの長編(50巻以上など)がある」「この1回だけでいいから安く買いたい」という場合は、最も安く済む選択肢となることも。
▼ストアの詳細はこちら
>>Amebaマンガってどう?評判・メリット・デメリットを徹底解説
ebookjapan
→PayPay連携で実質安い
Yahoo! JAPANが運営しており、PayPayユーザーにとっては実質的な最安ストアになる可能性があります。
特に金曜日などの週末や、PayPay祭りのタイミングで購入すると、還元率が跳ね上がります。
また、アプリの使い勝手、背表紙表示などの管理機能も人気。
▼ストアの詳細はこちら
>>eBookJapanってどう?評判・メリット・デメリットを徹底解説
DMMブックス
→DMMポイント(動画・ゲーム)との連携が強み
DMMグループのサービス。
DMMポイントを動画やゲームと共通で使えるため、複数のDMMサービスを利用している人はポイントが循環しやすいのが最大のメリット。
定期的な大規模セールでは、まんが王国やシーモアにも負けない爆発力があります。
Kindle
→セール時限定で爆安。ただし普段買いは最安ではない
Amazonが提供する、言わずと知れた電子書籍の最大手。
普段は定価販売が多く、ポイント還元率も他社に比べると控えめな印象です。
しかし、年に数回のプライムデーやブラックフライデー、Kindle本セールなどのタイミングでは、驚くような安さになることも。
「Kindle端末(Paperwhiteなど)で読書環境を統一したい」というこだわりのある方におすすめです。
主要電子書籍ストアの“実質最安値”比較(初回・長期)
電子書籍ストアを比較するときに、初回割引だけで判断してしまうと失敗しやすい、という点がポイントです。
とくに、漫画は継続して購入する人がほとんど。
2回目以降のポイント還元率や、貯めたポイントをどう使えるかで、最終的な負担額が大きく変わります。
ここでは例として、よくまとめ買いされる人気作品を使いながら「実質的にどこが安いのか」を整理してみます。
例1:長編『鬼滅の刃』全巻を「初回購入」した場合の費用比較
『鬼滅の刃』は全23巻と長編なので、初回の割引が大きく働きやすいタイトルです。
初回だけで見ると、Amebaマンガの割引額が最も大きくなるパターンが多いです。
しかし、コミックシーモアは初回からポイント還元があるため、トータルの実質負担が大きく下がります。
加えて、月額メニューを利用すると、実質負担はさらにグッと下がってきます。
鬼滅の刃は全23巻で約1万円強。これを購入する月額メニューとして以下の2つが考えられます。
・月額1.1万円のコース⇒1万+2500pt
・月額2.2万円のコース⇒2万+6000pt
それぞれ大きくポイントがもらえ、実質負担額がグッと下がっていますね。
これらにクーポンの利用も加わるので、トータルした額で見るとシーモアのほうが安くなるケースもあります。
結果として、数作品買っていくと シーモアが逆転 することも珍しくありません。
「鬼滅だけ買って終わり」という人は少ないので、実質の負担額ではシーモアが優位に立ちやすい印象です。
例2:連載中『キングダム』を1年間買い続けた場合の「実質負担額」比較
『キングダム』のような長期連載を追いかける場合は、初回割引よりも 継続して得られる還元 が重要です。
コミックシーモアでは、
- 還元率の高さ
- 月額メニューの追加ポイント
- 定期的なクーポン
といった要素が積み上がり、1年間買い続けると実質的な負担がもっと軽くなりやすいですから。
まとめ買いで損しないためのチェックポイント
電子書籍ストアを選ぶときは、次のポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。
ポイント1:割引クーポンの「回数」と「適用冊数」をチェック
「全巻OK」「1冊のみ」「◯巻まで」などの条件で総額に差が出ます。
全巻セットを買う場合は特にチェックしたい項目です。
ポイント2:2回目以降の「ポイント還元率」の高さ
漫画を続けて買うなら、ここが最重要ポイントと言っても良い部分です。
長期的お得さの差は、ほぼ還元率で決まってきます。
初回が安くても、2回目以降が定価だとトータルでは損しやすいですから。
ポイント3:クーポンの併用可否
ポイント還元と割引クーポンを同時に使えるかどうかで、実質料金は大きく変わります。
両方が使えるストアほど、もちろんお得。
ストアによって条件が異なるので、事前に見ておくと安心です。
ポイント4:品揃え・アプリの使いやすさ
続刊の更新速度、検索性、ダウンロードの速さなども重要。
利用環境に不便を感じると、長く利用することはできませんから。
ポイント5:他のサービスとのセールのタイミング比較
特定の時期に大きなセールが重なると、まとめ買いのチャンスになります。
普段は別のストアを使う人でも、セールだけは別サービスを併用するパターンも多いです。
【スタイル別診断】あなたに最適なおすすめ電子書籍ストアはココ!
電子書籍ストアは、それぞれ強みが異なります。
ここでは、利用スタイルに合わせて「どのストアが向いているか」をまとめました。
【タイプA】購入後も毎日お得に漫画を読みたい人
→ コミックシーモア
ポイント還元が高く、月額メニューもあるため、継続購入するほどお得さが積み上がります。
新作チェックが日常になっている人ほど相性が良いサービスです。
【タイプB】とにかく最初の1回で大量に安く買いたい人
→ Amebaマンガ
初回割引だけを見ればAmebaマンガが最強クラス。
全巻一気買いをするときの割引幅が大きく、初回だけの利用でも十分メリットがあります。
【タイプC】PayPay派&こまめに買う派
→ ebookjapan
PayPay連携の還元キャンペーンが多く、こまめに単巻購入するタイプと相性が抜群です。
セールの開催頻度も高いため、タイミングが合えばかなりお得に買えます。
紙VS電子書籍!漫画のまとめ買いなら電子書籍が圧倒的にお得な理由
漫画をまとめ買いするなら、基本的には電子書籍のほうが有利です。
理由はとてもシンプルで、次のような「価格メリット」が圧倒的に大きいからです。
- セール・クーポンが紙より圧倒的に多い
- 全巻買いでも在庫切れがない
- ポイント還元の差で数千円レベルの差がつくことも
- 端末不要・アプリでまとめて管理できる
紙の単行本にはほぼセールがなく、値段も安定しています。
一方、電子書籍はキャンペーンやポイント還元が豊富で、いわゆるポイント経済圏の恩恵も大きく受けられるのが特徴です。
特にまとめ買いをする場合、電子書籍のほうがトータルの支出をかなり抑えられるケースがほとんどです。
まとめ|漫画をまとめ買いするなら「コミックシーモア」がイチオシ
電子書籍ストアの特徴はそれぞれ違いますが、「まとめ買い+継続購入」という条件で見ると、最もバランス良くお得なのがコミックシーモアです。
ポイント還元の高さ、クーポンの豊富さ、月額メニューの割引など、長く使うほどメリットが積み重なる設計になっています。
漫画を定期的に楽しむ人にとって、安定してお得に使えるストアといえるでしょう。
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