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マイナーだけど超面白いおすすめ漫画22選!隠れた名作コミックをご紹介

マイナーなのに 面白い おすすめ漫画

「ドラゴンボール」や「鬼滅の刃」のようにみんなが知ってるわけではないけど、読んでみると超面白い!

そんなおすすめのマイナー漫画についてまとめてみました。

数多くマンガを読んできた中で出会った隠れた名作たちばかりですので、面白い漫画をお探しの方はぜひ参考にして下さい。

 

ありす、宇宙までも

「ありす、宇宙までも」の基本情報

  • 作者:売野磯子
  • 2024年発表
  • このマンガがすごい2025オトコ16位

「ありす、宇宙までも」の感想・おすすめポイント

日本人初の女性船長になる朝日田ありすと、とある同級生男子・犬星類の成長物語。

海外を転居する生活送ってたことで、どこの国の言葉も足りないセミリンガル状態のありす。

本当はその状態にあることを親が気づき、大きくなるにつれ修正を図るはずなのに、アリスの場合そうなる前に両親が死んでしまっている。

なので、ありすは、言葉選びが独特だし、勉強ができなくて深く考えるのも苦手のまんま。

しかし、天才である類に出会うことで、事態は変化していく。

そんなところから始まる作品です。

難しい状況にある2人が成長をつかんでいくところがとにかくキラキラしてて、読む手がとまらない作品でした。

生まれ治さなくても、大丈夫って知れたことを喜ぶありすはもちろん。

本当の親がいないことに負けないよう、親ガチャなんてクソ喰らえ、子供は自分の力で変われるという信念を持って頑張っている類も、なかなかにハードな状況にある。

そんな2人が、宇宙に行きたいというありすの夢をかなえることを中心に、どんどん自分を磨き上げていく姿は心に響くものがありましたからね。

 

地図にない場所

「地図にない場所」の基本情報

  • 作者:安藤ゆき
  • 2022年発表

「地図にない場所」の感想・おすすめポイント

地図にない場所は、中学生男子とアラサー女性による心の交流を描いた漫画。

特別大きな失敗をしたわけでも、特別誰かに攻撃されているわけでもないが、何か息苦しい中で生きている中学生の悠人。

母のために続けていた職(バレリーナ)を失い、その母まで失ってしまい、アラサーになって初めて自分のために生きるようになった琥珀。

そんな2人が、都市伝説となっている地図に載っていない「イズコ(何処)」を探しつつ、仲を深めていく作品です。

自分よりも終わっているやつが見たいという、なかなかインパクトのある攻撃的な想いが目をひいて読み始めた作品でしたが、作品全体の雰囲気は真逆。

読んでて心が穏やかになるというか。

途中にざわつく出来事なんかがあっても、その後の悠人と琥珀の会話を読んでいると、次第に心の波が治ってくるような気分になれる。

カフェでお茶とかしながら読みたくなる作品です。

最初期待したものとは違いましたが、「読んで良かったなぁ」と思える作品でした。

ただ、クセが全くないかというとそうではなく、やはり中学生男子とアラサー女子の組み合わせという要素は随所にきいてきます。

これまで普通の生活を切り捨てて生きていた琥珀は、かなり浮世離れした内面を持っており、小学生ぐらいのような感性だと感じることが多いこともあって、いいコンビになっているので、基本的には穏やかさに影響はありません。

でも、ふとした時にやっぱり年齢差が顔を出してきて、いつその関係が壊れてしまうかわからない不安感が顔を出してくるので、これがいいアクセントになっているんですよ。

 

平成敗残兵すみれちゃん

「平成敗残兵すみれちゃん」の基本情報

  • 作者:里美U
  • 2024年発表
  • このマンガがすごい2025オトコ26位

「平成敗残兵すみれちゃん」の感想・おすすめポイント

平成敗残兵すみれちゃんは、31歳元地下アイドルが高校生の従兄弟とともに再起(?)をはかる物語。

アイドルをやめてから、なかなかにひどい生活をおくっていた「すみれ」。

そして、輝くアイドル姿のすみれに脳を焼かれたばかりに、現在のすみれの姿を見かねた「ゆうせい」。

そんな彼が、世の中にリベンジするため、カラダだけはいいんだからと、同人グラビア集を出すことを持ち掛けるところから始まる作品です。

ストーリー展開によっては、ものすごく暗いシリアスな作品にすることもできたんであろう本作の題材。

でも、本作はコメディよりなっていて、気軽に読めるんですよね。

露骨に笑わせてくるといった風ではないのですが、すみれや、その周りに集まってくる残念な人物たちのひどさがコミカルに描かれてるし。

また、やけに生々しい描写がふいに入ってきて、ついクスッとしてしまう。

そんな風に作られている作品ですから。

気軽に読めるストーリー物を探している方にはかなりおすすめです。

 

罪と罰のスピカ

「罪と罰のスピカ」の基本情報

  • 作者:井龍 一、 瀬尾 知汐 
  • 2024年発表

「罪と罰のスピカ」の感想・おすすめポイント

罪と罰のスピカは、独自ルールに沿って行われるサスペンスもの。

いじめにあっているオドオドしてる女子高生・都麦澄光。

彼女を認識したため、それをなんとかしようと思った、悲しい過去を持つ教師。

そんなところから始まる作品ので、「よくある設定のヒューマンドラマものかな?」なんてと思って読んでいたら、怒涛のように裏切られていきました。

弱い存在だと思っていた都麦、殺人鬼を処分してるし…

しかも、その行動は正義からくるものではなく、都麦のもつ独特の感性とルールに従っているだけ。

1巻目からすでに印象を正反対になるぐらい、次に来る展開がまったく読めない、なかなか衝撃的な漫画ですよ。

 

廻天のアルバス

「廻天のアルバス」の基本情報

  • 作者:牧彰久、箭坪幹
  • 2024年発表

「廻天のアルバス」の感想・おすすめポイント

廻天のアルバスは、邪道の皮をかぶった王道のファンタジー冒険漫画。

数十回死に戻りを経験し、その際に何度も魔王を倒している主人公アルバス。

しかし、求める結果を達成するには時間がかかりすぎてはいけないと知り、結果、極限まで時間にこだわった魔王討伐を目指すことに。

そして、それに必要な能力を持つヒロインを、雑に仲間にして新たな冒険に赴く。

そんなところから始まる作品です。

「あ!RPGでRTA(Real Time Attack)させられてるゲームキャラクターをリアルに描いた漫画だ!」なんて思いながら読み始めた本作。

ループで得た知識を早さのためだけに使い、そのためには結構ひどいこともするし、考えてることもなかなかゲスい。

「ゲームキャラクターがRTAに取り組もうとしたら、たぶんこんな風になるんだろうな」ということがコメディタッチで描かれており、視点の面白いギャグマンガだと確信して、くすっとなりながら楽しんでました。

でも、1巻のラストで、勇者が早さに取りつかれた本当の理由を知り。

2巻以降、早さのためにこれまで切り捨ててきたはずのものを、新たな形でまた手にしていく姿を見て、イメージが一変。

なかなかにハード、かつ心温まる、少しダークだけど王道なファンタジー漫画になっていて、感心させられちゃいましたよ。

軽く面白い序盤で読者の興味を引き、読者がかかったら本番をはじめていくという流れが、あまりに見事だったので。

こういうイイ意味で読者をだましてくれる漫画はたまりませんね。

 

氷の城壁

「氷の城壁」の基本情報

  • 作者:阿賀沢紅茶
  • 2023年発表
  • このマンガがすごい2024オトコ15位

「氷の城壁」の感想・おすすめポイント

氷の城壁は、拗れてしまったキャラクターたちによる青春恋愛物語。

他人に対して分厚い心の壁を築いてしまう主人公。

自分を作ってしまって時折自分がわからなくなってくる昔からの友人。

高校に入ってから出会った、生まれ育った環境から心に複雑なものを持ってしまった男子2人。

この不器用な4人が中心となり、少しずつ本心を出し、心の距離を近づけていく軌跡を描いた作品です。

どこにでもいそうなのに、そしてそれぞれに起きたことは普通に起こりそうなことばかりなのに、起きてしまったタイミングや組み合わせが最悪で、考えを拗らせてしまった4人。

考えやタイミングが邪魔して進まない関係と、築いた関係が崩壊してしまいそうという歯痒さが特徴。

場合によっては恋愛や高校になってできた友情関係はもちろん、中学校からの友情関係でも吹っ飛びそうな危険性さえあるんです(後者に関しては3巻あたりから導火線が見え始めるので、興味ある方は3巻までは絶対読んでほしい)。

淡々としながらも、アクション漫画とはまた違ったハラハラドキドキ感が楽しめますね。

 

デベロッパーズ~ゲーム創作沼へようこそ~

「デベロッパーズ」の基本情報

  • 作者:新井春巻
  • 2024年発表

「デベロッパー」の感想・おすすめポイント

デベロッパーズは、たまたま出会った男女がインディーズゲームを創作していく物語。

ゲームが大好きすぎて、ゲーム会社に勤めるようになった主人公。

しかし、大きな会社でゲーム制作に加わっても、仕事が部署ごとに分断されていて、自分の意見が反映されることはないという問題に直面する。

「自分の意見が取り入れられたら、もっと面白いゲームが作れる」のにというモヤモヤを抱えたまま日々を過ごすが、ふとしたきっかけでインディーズゲームの発表会に参加することになる。

そして、そこで運命の出会いを果たすことに。

そんなところから始まる作品です。

扱っているのがメジャーゲームではなく、インディーズゲームということに特色がある本作。

メジャーゲーム作りとインディーズゲーム作りとではこんなに違うものかと、大変興味深く読ませてもらいました。

作る側のゲームに対する思い入れ、批評の作法、世界観の重要性などなど、小規模な世界であるからこその独特の発展を遂げていることが伝わってきますからね。

メジャーゲーム作りに関する漫画というのはこれまでいくつも楽しんできましたが、それらとはまた違った側面からゲーム作りの面白さを伝えてくれるので、より深くゲームに対して興味が持てるようになった気がします。

 

テンマクキネマ

「テンマクキネマ」の基本情報

  • 作者:附田祐斗佐伯俊
  • 2023年発表
  • 完結・全3巻

「テンマクキネマ」の感想・おすすめポイント

テンマクキネマは、名作脚本家の幽霊に取りつかれた中学生男子と、その仲間たちによる青春映画漫画。

自分の夢との向き合い方に悩む主人公と、親との向き合い方に悩むヒロインが、映画製作を通して成長していく姿を中心に描いた作品です。

全3巻の作品だけにメインストーリー以外の描写は少なめですが、その分はじめから終わりまでの流れがすっきり。

それに、主人公・ヒロインはもちろん、彼らを支える友人たちのキャラクターの良さも加わって、非常に爽やかな読後感がえられる作品になっていますね。

この爽やかな読後感は、本当の自我に目覚め始める中学生が主要メンバーだからこそ出たように思うので、映画を作るのが大人でも、高校生でもなく、中学生にしたのは大ヒットだったと思います。

「これぞ短編漫画!」と言える、短編漫画らしい短編漫画なので、サクッと読みたい人にはかなりおすすめです。

 

ザシス

「ザシス」の基本情報

  • 作者:森田まさのり
  • 2023年発表
  • 完結・全3巻

「ザシス」の感想・おすすめポイント

ザシスは、定番のようで特別なサスペンスミステリー漫画。

中学生教師としてイジメをどのように扱うべきか頭を悩ませていた主人公の元に、中学校の同級生が殺害されたというニュースが飛び込む。

時を同じくして、主人公の彼女が務める出版社に奇妙な小説が投稿され。

その小説と実際にあった殺人事件とがリンクされていることがわかったとき、これまで蓋をしていた中学校の頃のイジメとそれにまつわる事故の記憶が蘇る。

そんなところから始まる作品です。

過去の出来事からの復讐譚というのは、サスペンスミステリー作品では定番の導入ではあります。

でも、投稿されてきた小説とのリンクという要素をプラスすることで厚みを出し。

さらに、圧倒的な画力で持って人物の機微を描写することで、特別な作品に仕上がっているんですよ。

特に、人物の機微を画像でもって描けるというのは、サスペンスを漫画で描くことの最大のメリット。

ここに強みがあるというのは、本当に素晴らしいです、読んでいての没入感が全く違いますから!さすが、「ROOKIES」や「べしゃり暮らし」で濃厚な人間ドラマを描いた森田まさのりさんが描いた作品だけあります。

 

じゅういちぶんのいち

「じゅういちぶんのいち」の基本情報

  • 作者:中村尚儁
  • 2010年発表
  • 完結・全9巻
  • 実写映画化

「じゅういちぶんのいち」の感想・おすすめポイント

一見するとサッカーまんがですが、その実は、サッカーにかかわった人の人間模様を描く漫画です。

多分サッカーをテニスやバスケなどの他のスポーツに入れ替えてもなりたつでしょう。

なので、本格的なサッカーまんがを期待すると、肩透かしをくらうかも(終盤以外)。

でも、スポーツの魅力って試合だけじゃないんですよね。

スポーツの試合以外の魅力にも触れてみたいときには、うってつけです。

ただ、最後はキレイな〆だと思いますが、あの献身的な奥さんもいたことを思うと、ちょっと微妙な気分になりました。

 

友達100人できるかな

「友達100人できるかな」の基本情報

  • 作者:とよ田みのる
  • 2009年発表
  • 完結・全5巻

「友達100人できるかな」の感想・おすすめポイント

友達100人できるかなは、ちょっと変わった方法で人類を宇宙人の魔の手から守る主人公を描いたSFコメディ。

「宇宙人による地球侵略」、「それを阻止するために時間を逆行する」など、本格的なSFバトル的な展開が行われそうな状況なのに、問題解決方法は、100人の子どもと友達になるというこの設定!

まず、この面白さにやられちゃいますね、友達100人できるかなを読み始めると。

藤子・F・不二雄や星新一のショートショート小説をほうふつとさせる面白さはあるけど、他に類を見ない設定ですからね。

でも、友達100人できるかなの本当にすごいところは、設定の面白さだけで終わらず、全5巻の中編作品にまとめ上げた作者の技量。

読んでいると自分の少年時代がよみがえり、思い出さずにいられないノスタルジックな雰囲気。

大人の目を通したからこそわかった、当時気づかなかった子どもたち悩みとその解決策。

ときおり現れる、謎を呼ぶSF展開。

そういった様々な要素や面白い展開を重ねていって、最後まで期待を裏切らない素晴らしい作品に仕上げてくれていますから。

知名度は比較的低い漫画ですが、設定の面白さだけに頼って出オチになったり、間延びしたりすることもない、隠れた名作であり最高に好きな漫画の1つです。

 

ファイアパンチ

「ファイアパンチ」の基本情報

  • 作者:藤本タツキ
  • 2016年発表
  • 完結・全8巻
  • このマンガがすごい2017オトコ3位など

「ファイアパンチ」の感想・おすすめポイント

ファイアパンチは、予想だにしない展開が続いていくダークファンタジー漫画。

吹雪が常に吹き荒れる世界において、再生能力を持つ少年が、妹を焼き殺した消えない炎の能力者に復讐を果たすため旅を続けるという作品。

主人公自身、妹の仇によって消えない炎で燃やされていますが、自身の再生能力が幸いし、焼かれていく端から回復し姿かたちを保っています。

常に焼かれ続ける苦痛の中にいるので、それが本当に幸せかは別ですが。

吹雪が吹き荒れはじめてから長くて、まともな思考じゃ生きていけない世界なので。

メインキャラだけでなく、普通のキャラもみんな道徳観念なんか消し飛んでいるんですが。

なのに、キャラたちの言動がやけにリアルで、作品全体が非常に特殊な雰囲気をしています。

バトル漫画のような始まりをし、ちょくちょくバトル要素をはさんできますが。

青年たちの葛藤や救いといった部分に脚光をあびせてくるあたり。

作者がどんな思考回路をしているのか、非常に気になる作品です。

最後はハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか評価が分かれるところですが、個人的にはこれはこれでハッピーエンドだと思いたいですね

 

かくかくしかじか

「かくかくしかじか」の基本情報

  • 作者:東村アキコ
  • 2010年発表
  • 完結・全5巻
  • マンガ大賞2015など

「かくかくしかじか」の感想・おすすめポイント

東村アキコさんの漫画で一番好きな漫画。

自伝?エッセイ?分類は微妙ですが、東村アキコさんが、美大受験のための塾に通い始めたころから、漫画家として生きていけるようになるまでを描いた作品です。

人生の中のどこかを切り取って描いた、同様の作品はこれまでもありましたが、ここまで長いスパンを描いた作品って少なくて、非常に興味深かったですね。

また、現在東村アキコさんが多筆な原因もわかりましたしね。

なにかと騒がせるエピソードもある東村アキコさんですが、「かくかくしかじか」を読むと、結構イメージが変わってきます。

(ある意味、弟の森繁拓真さんの「いいなりゴハン」よんでもイメージは変わりますが^^)

特に、最終巻を読むとね。

 

喰う寝るふたり、住むふたり

「喰う寝るふたり、住むふたり」の基本情報

  • 作者:日暮キノコ
  • 2012年発表
  • 完結・全5巻
  • テレビドラマ化

「喰う寝るふたり、住むふたり」の感想・おすすめポイント

様々なシチュエーションを男性、女性の両方の目線で描くという斬新な手法の漫画。

1つのシチュエーションを男性回と女性回の2つの回ばらばらに描かれてるんですが。

同性を8年もしてるのに、甘い夢見がちなことばかり考えてる男性目線の後に。

現実的な視点で見ている女性目線で描かれたものを読むと、そら恐ろしくなりますよ^^

男性と女性では、こんなに考えてることが違うのかと確認させられるので。

彼女や奥さんの扱いに困っている人は、是非一読あれ。

ちなみに、女性がこの本を読むと「そうそう!そうなんだよ!」と共感しまくりらしいです^^

なので、彼氏や夫に不満を持っている女性にもおすすめのようです。

 

ものがたりゆんぼくん

「ものがたりゆんぼくん」の基本情報

  • 作者:西原理恵子
  • 2010年発表
  • 完結・全4巻
  • 手塚治虫文化賞最終選考1997など

「ものがたりゆんぼくん」の感想・おすすめポイント

「毎日かあさん」で有名な西原理恵子さんの初期の4コマ漫画。

田舎で、お母さんと2人で暮らす、少年が主人公のお話で、幼少期、少年期、そして旅立ちに分かれてが描かれています。

人生で初めてちゃんとした漫画に触れたのが、この「ものがたり ゆんぼくん」。

今でもそのときのことが思い出せて、強烈な印象になっています。

読んだのは、イカと大根の煮付けのために、ゆんぼくんが母に大根を煮させられているという、とんでもなく地味な回でしたが。

ある意味、私の漫画人生のスタートとなった作品です。

今読むと「ぼくんち」や「パーマネントのばら」とかと比べて、まだまだ固まっていない部分はあります。

でも、最後の田舎への郷愁をかきたてる雰囲気やぐっと来る台詞など、ふいにこちらの涙腺を緩くさせてくるあたり、間違いなく西原作品だなーと感じられますね。

かなりやばいので、ホームシックになってる人や母親が年をとってきたのを感じながら遠くに住んでいる人は注意が必要です。

基本がギャグ作品なので、こちらの心が緩んでいる隙をついてきますから。

 

派遣社員松島喜久治

「派遣社員松島喜久治」の基本情報

  • 作者:ふじのはるか
  • 2007年発表
  • 完結・全8巻

「派遣社員松島喜久治」の感想・おすすめポイント

「こういうおじさんになりたないぁ」と思わせてくれた作品です。

主人公の喜久治さんは、ラビットのような旧車のバイクいじりを趣味にして、気が効いて優しいんだけど甘やかしたりはしないドライさも持ったおじさん。

分かりやすいかっこよさはないんですが、渋いんですよね。

また、主人公の喜久治さんがこれなので、派手さは全くなく淡々と話が流れていくんですが、はっとさせられるエピソードがたまにあっていいんですよ。

特に、夜にバイクでドライブしていて見つけた月下美人が、美しすぎて奥さんにプロポーズしたというエピソードがお気に入りです。

花を使ったエピソードは五万とありますが、こんなに印象に残っているのは他にないですから。

本の1ページぐらいしかないエピソードなんですが、こういう美しく想像力をかきたてるのをさらっと書けるのは、菜園に詳しい作者のなせるわざでしょうね。

 

なのな フォト ゴロー

「なのな フォト ゴロー」の基本情報

  • 作者:森下裕美
  • 2017年発表
  • 完結・全4巻

「なのな フォト ゴロー」の感想・おすすめポイント

普通にしていたら絶対に出会わないであろう、孤独な男女が。

ふとしたきっかけから交流を深めていく、少し切ない四コマ漫画。

作者の森下裕美は、『少年アシベ』のようなほのぼのとした漫画と。

『大阪ハムレット』のような、心を締め付けてくるような漫画の両方を描ける漫画家ですが。

なのなフォトゴローは、その間のような漫画です。

かわいいらしいキャラクターを出しているし、徐々に仲良くなっていく二人の関係は心温まるものですが。

それと同時に、現代の若者が抱えているような閉塞感といったものを上手く取り入れていて。

読んでいると切なくなってくるんです。

気軽に読めるので、ゆっくりしながら漫画を読みたいという人に最適な漫画ですよ。

 

雑兵めし物語

「雑兵めし物語」の基本情報

  • 作者:重野なおき
  • 2022年発表

「雑兵めし物語」の感想・おすすめポイント

雑兵めし物語は、戦国時代の雑兵がどのようなものを食べ、どのような生活を送っていたのかを描いた物語。

戦国時代ものといえば、武将や軍司を題材にしたものが定番ですが、本作の題材はまさかの雑兵。

作者である重野なおきさんの作品は昔から好きでよく読んでいるのですが、本作が出たときは度肝を抜かれましたね、そんな題材で4コマ漫画ができるのかと。

しかし、予想に反し、勉強になる上に面白く、ちゃんと良い4コマ漫画になっていました。

歴史的事実をベースに、登場キャラクターたちがイキイキと動き、そしてしっかりオチを作っていく。

こういったあたり、さすが「信長の忍び」や「軍師 黒田官兵衛」など、歴史ものの4コマをいくつも輩出している作者だけありますね。

ちなみに、「雑兵めし」とは全然関係ないのですが、重野なおきさんには、これまでも何回か驚かされたことがありまして。

その中で、一番大きかったのは、先生もの、フリーターもの、女子ソフト部ものなど、日常系4コマ漫画を連続して出していた中での、急な歴史もの4コマ漫画(「信長の忍び」)を出してきたときでしたね。

 

百万畳ラビリンス

「百万畳ラビリンス」の基本情報

  • 作者:たかみち
  • 2013年発表
  • 完結・全2巻    
  • マンガ大賞5位2017など

「百万畳ラビリンス」の感想・おすすめポイント

百万畳は、無駄をはぶき、短くまとめきった脱出系SFミステリー。

作者のたかみちさんって海のイメージが強かったので、異世界みたいなSF世界に舞台にしたこと。

また、恐怖を利用してせずに脱出系作品を描き切ったことに驚きました。

個人的に、主人公の礼香の性格にイライラしないか。

それが面白く感じるかどうかの分かれ目になるんじゃないかと思ってます。

もし、イライラしなかったなら、引き込まれる面白い作品です。

特に、後半になるにつれて。

 

喜喜

「喜喜」の基本情報

  • 作者:宇仁田ゆみ
  • 2003年発表
  • 完結・全1巻

「喜喜」の感想・おすすめポイント

宇仁田ゆみさんの初期の短編漫画集。

最近は「うさぎドロップ」などのほんわかした作品が多くて、いまだとまどっていますが。

もともと宇仁田ゆみさんは、かわいいけどやっかいな女の子が出てくる作品をよく書いていました。

普通のラブコメには絶対出てこないような、だけど魅力的な女の子がでてくる。

これは、そういう作風の代表作の1つの短編集です。

宇仁田ゆみさんは、長編と短編ではちょっと印象が違っているんですが、私は、こういった短編集が好きなんですよねー。

 

C級さらりーまん講座

「C級さらりーまん講座」の基本情報

  • 作者:山科けいすけ
  • 1994年出版
  • 連載中
  • 文芸春秋漫画賞1994など

「C級さらりーまん講座」の感想・おすすめポイント

会社に1人はいそうなダメ社員を、さらにダメにしたキャラが中心なので、かっこいい大人はほとんどいない(鬼頭課長など極少数がかっこいいぐらい)。

また、くすっとした笑いはありますが、大爆笑はほぼない。

あの値段なのに、1ページに2つの四コマという四コマ漫画界の常識を覆し、1ページに1つの四コマしか載せない。

批判的できる点はいくらでも思いつくんですが、不思議な魅力があってつい買ってしまうんですよね。

本屋で手持ちが少ないのにいくつも欲しいものを見つけてしまったときも、まずこの漫画を買ってしまうぐらい。

「パパはなんだかわからない」なんかもそうだったので、山科さんの描く絶妙な空気がなせるわざなんでしょう。

そして、山科さんの作品は他にもある中で、次々にキャラを登場させれるこの漫画が、その空気を感じられて、一番好きですね。

ちなみに、森下裕美(少年アシベの作者)さんの夫です。

 

ガンバ!Fly high

「ガンバ!Fly high」の基本情報

  • 作者:菊田洋之
  • 1994年出版
  • 完結・全34巻
  • 小学館漫画賞少年部門受賞1997など
  • アニメ化

「ガンバ!Fly high」の感想・おすすめポイント

ガンバ!Fly highは、運動音痴な少年が「楽しい体操」と出会い、たくましく成長していく体操漫画。

体操なんて全く分からないし、オリンピック見ても「なんかいっぱい回ってる」ぐらいの感想しかなかったんですが、この漫画に出合ってから一変しました。

技の描写が凄くて、現実にやっているのを見てもわかるようになったんですよ。

さすがモリスエの森末慎二さんが原作者してるだけのことありますね。

というか、リアルタイムで集めたのを売って、大学はいってから2度目に全巻集めたときに気付いたんですが、森末慎二さんが監修ではなく、原作者だとは。

てっきり監修だとばかり思ってたんですが。

また、ストーリーも良くて、最高に盛り上がったのはオリンピック選考会のところだと思うんですが、普通ダレてきてもおかしくない終盤にピークをもってこれるのは、ただただ凄いです。

 

マイナーなのに面白いおすすめ漫画まとめ

というわけで、抜群の知名度があるわけではないけど、読んでみると面白いおすすめのマイナー漫画について紹介してきました。

簡単にまとめると、このようになります。

  1. ありす、宇宙までも
  2. 地図にない場所
  3. 平成敗残兵すみれちゃん
  4. 罪と罰のスピカ
  5. 廻天のアルバス
  6. 氷の城壁
  7. デベロッパーズ~~ゲーム創作沼へようこそ~
  8. テンマクキネマ
  9. ザシス
  10. じゅういちぶんのいち
  11. 友達100人できるかな
  12. ファイアパンチ
  13. かくかくしかじか
  14.  喰う寝るふたり、住むふたり
  15. ものがたりゆんぼくん
  16. 派遣社員松島喜久治
  17. なのな フォト ゴロー
  18. 雑兵めし
  19. 百万畳ラビリンス
  20.  喜喜
  21. C級さらりーまん講座
  22. ガンバ!Fly high

面白い漫画をお探しの方はぜひ参考にして下さいね。

 

ちなみに、上で紹介した漫画以外にも、ガチで面白いおすすめ漫画を紹介しているので、もっとオススメの漫画を知りたい方はこちらも参考にして下さい。

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